訳あってしばらく実家にいる。
早く東京に帰りたい。
家中がゴキブリホイホイだらけだが、古いものを片付けずにまた新しいホイホイで応急処置をする。
家はゴキブリホイホイのあの独特なにおいが充満している。
台所はゴミ屋敷のようになっている。
母は、そこをカーテンで区切って中が見えないように誤魔化している。
バレていないと思っているようだが隙間から見てもひどいのが分かる。
学生時代、学校に持っていった弁当箱は、昼休みに蓋をあけるとコバエが出てきたことが何度もある。
幸いにも食中毒にはまだなったことはない。
そして、2人ともかなりくさい。
父親は独特の加齢臭がする。
母親はとにかく汗くさく、太っているので特にこの季節はひどい。
残り香もひどいからだ。
よって湯船にためたお湯で頭や体を洗うのだが、両親はその湯に浸かる。
私が風呂に入る頃には湯船には垢や変な毛が浮いている。
湯は2人のにおいがまざって大変なことになっている。
そしてもちろん風呂も汚いのでコバエが飛んでいる。
まさに地獄絵図だ。
両親のことは好きで、大切に思っているが、最近は本当に嫌で嫌で仕方がない。
昔からさほど綺麗な家ではなかったが、ここ10年でこうまで汚くなってしまった。
なんとかならないものだろうか。
ネタでないのであればその境遇に同情する 弁当箱から小バエとか信じられない よく生き抜いたな
どんな理由があって戻ってるのか知らんが、そこしか戻る場所がなかった時点で文句を言う筋合いないんじゃね?