今年の3月11日で東日本大震災から4年が経過する。
震災当時から比べると、みんなの記憶からもだいぶ被災地は薄れてきた。
TVの放送でもあまり流さなくなった。
思うに、「被災地」を「被災地」としていまだに縛り付けているのは、震災を受けた当事者たちなのではないか。
たしかに、まだビルも建っていない更地の場所はたくさんある。
家に帰れない人もたくさんいる。
それを承知の上で言うが、被災地を被災地として縛り付けてなんのメリットがあるのだろうか。
「あの日を忘れないために」というが、なんのために忘れないのか。
忘れなかったら、防災対策にもなるのか。
戦争と違って、自分たちの意識で「二度と起こさないように」という問題ではない、自然災害なのだから。
何年たつと被災地という呪縛から解き放たれるのか。
被災地を被災地として引きずっているのは当事者たちだと思う。
Permalink | 記事への反応(1) | 00:20
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私の家族は被災者だが、引きずってないよ 家族を失っていないから、失っている人とは違うかもしれないけど 引きずるように仕向けているのはむしろ東京のメディアだと感じるけど...