自分では到底及ばないほど頭が良い人にあったことはだれしもあるだろう。たとえば模試で偏差値が80を超えている人を見たとき、事務処理が異常に早い人を見たとき、一度の説明ですべてを飲み込んでしまう人を見たとき、私たちはその人を「頭が良い」と思う。しかし、「頭が良い」とはどういうことなのだろう。勉強ができることだろうか。記憶力が良いことだろうか。柔軟な発想力を持っていることだろうか。ここでは、「頭が良い」ことを定義してみようと思う。
結論から述べる。「頭が良い」とは「あらゆる問題において論理的に答えを出すことができる」ということだ。「あらゆる思考において間違いを冒さない」と言い変えることもできる。たとえば、ある数学の問題が提出されたとしよう。「頭の良い」人は、一瞬で確かな解法が思い浮かばなかった場合、考えらえるありとあらゆる解法を箇条書きにし、そのなかから可能性の高そうなものから順に試していく。この、「考えられるありとあらゆる解法をまずリストアップし、それを吟味していく」というのは頭のいい人の特徴だ。
ここまで書いて飽きたので投げる。
それぞれどの分野でなら論理的に考えられるかという得意不得意もある。コスト計算や事業計画を論理的に考えられる経営者が歴史認識に変なこだわりがあったり、ノーベル賞をとった...
間違いを冒さないことなんてあるのかな