2015-02-11

関数型とオブジェクト指向って……

毛の壁以降、色んなところであーだこーだ再定義言われてるけど、結局名前が悪いんだよなぁ。

どちらかというとオブジェクト指向の方が「何もかもサブルーチン(ただし値を覚えていてくれるおまけつき)」で、関数型の方が「何もかもが値(関数も)」なんだけど、まず名前からだと逆っぽく聞こえる。

加えて、この二つの概念が対立すると思われてしまうけれど、んなこたーないのはjavascript見れば分かる。何もかも値かつサブルーチン、でOK。

両立しにくいのは、オブジェクト概念高階関数概念ではなく、オブジェクト指向言語採用してきた型システムと、関数型言語採用してきた型システムだ。

まりC++やらJavaやらが採用してきたサブタイプ多相をベースにしたクラスによる型付けと、ML言語採用してきた代数データ型が噛み合わない。致命的に。

いやまぁScalaは頑張って統合したけど、コンパイル遅いわ書き方次第で型チェックが無限ループになるわで、色々と無茶しやがって感ある。

これからは「サブタイプ多相言語」と「代数データ言語」って分けて呼ぶべきなんじゃないか?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん