2014-10-22

あの素晴しい愛を、何度か

給料が入って、ガスが点いた。

感動にふるえた。先月もそうだったが。

昨日までのおれといえば、2ちゃんねる小町増田ゲスの極み漢として、差別用語を連発していた。釣れた方々を神の視点から威圧的煽りまくっていた。揚げ足を取りまくっていた。アメーバピグで、深夜入り浸っている小学生をとにかく叱りまくった。何時だと思っているんだ。勉強しろ。オ○ニーもしまくっていた。性癖もこれまでにない、未曾有の趣味突入していた。先月もそうだったが。

それが、どうした。

いまはこんなに晴れ晴れしい気持ちだ。

本気ですべてをひとを愛せると思った。

泥沼煽り合戦のお相手の煽り返しも、急にどうでもよくなった。

ふと、思い出して、「あの素晴しい愛をもう一度」を歌う。懐かしむ。

小学生のころの音楽先生ピアノアレンジが秀逸だった。

あの美しい伴奏を思い出すたびに、涙が出てくる。

大人になって、さんざん社会に振り回されて、でも、それを見せぬよう、何気ない顔をして生きている。誰だってそうだ。

そんな心では、あの時と同じ花を見ても美しいと思えないんだろうな。

ああ。おれは、いったいどこで変わってしまったんだろう。

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