2014-09-22

誰かと一緒に食べるご飯のおいしさ

1人で食べる飯がまずいとは思わない。

吉野家すき家松屋もおいしいし、ラーメンチェーン店でもかなりのクオリティで感動する。

自分カレー肉じゃがを作って食べた日にゃ、こいつはかーちゃん越えたんじゃないかとさえ思う。

しかしそれで満足する事なかれ。誰かと一緒に食べるという付加価値は、そのおいしさを何倍にも増幅させる。

うまい」と声に出せること。一人じゃないということ。それはこの上なく幸せことなのだ。

相手に延々と愚痴を吐かれようが、たまたま入った店の料理・接客のクオリティが低かろうが、なんでもいい。俺で良ければ愚痴はいくらでも聞くし、変な店に入ってしまったのもそれはそれで良い経験だ。

から、誰かと一緒にご飯を食べたい。でも臆病なもんで、断られるのが怖くてなかなか自分からは誘えない。

午後6時くらいから異常な頻度で時計確認しつつ、デスクで「飯行きませんか?」の一言を密かに待つ。

誘われた。嬉しい。しかしそんな感情を表に出したりはしない。心のなかでガッツポーズをしつつ、冷静に「いくかー」と返事をする。

誘われなかった。そんな日もあるよな・・・。少し重めの足取りで家に帰り、昨日のカレーを温める。

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