2014-08-13

久々に田舎に帰ってホラー体験

田舎実家に帰って、夜に寝ていたら物音で目が覚めた。

台所から何か音がしている。

一定リズムで聞こえてくるトン、トンという音。

時折挟まるサワッ、サワッという軽い物を引きずるような音。

まさか泥棒!?

からして、誰かが何かを引きずりながら台所のテーブルの周りをグルグル歩き回っている…?

色々と考えながら随分と長い間台所からの音を聞いていたと思う。

なんだか泥棒にしては滞在時間が長い気がする。

何より歩き回っているだけというのもおかしい。

…やっぱり幽霊

そういえば子供の頃にこの家で夜に人型をした変なものを見た事がある…。

ふいに記憶が蘇ってきて背筋が寒くなる。

どれくらい時間が経っただろうか。

このまま正体の分からないものに怯えてずっと布団の中でガクブルしてるよりも、

音の正体を確かめたほうが精神的にも良いと判断して、

覚悟を決めてスマホを手に(他に武器っぽいものがなかった)台所への戸を勢いよく開けてみたら。

猫がいた。

戸を明けた瞬間に玄関の方へ一目散に走っていった…。

台所には散乱したゴミと倒れたゴミ箱があった。

足音に聞こえたのは猫がゴミを漁る時に揺れたゴミ箱トントンと床に当たる音で、

擦れるような音はゴミを漁る音だったのだろう。

空き巣車上荒らしが多い地域に住んでいて、

玄関や窓を開け放して寝ることのない暮らしをしている自分には

野良猫が家に入ってくるという発想はなかった…。

そうだよね、玄関を開けっ放してるから泥棒どころか猫すら簡単に入ってこれるんだよね…。

せめて玄関に網戸をつけて欲しいと思った。

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