うーん…
かつては混浴が成立していたことを踏まえるのだが、「では、現在と過去を隔てるものは何か」に答えが出ない。
もしブコメの主流意見みたいに「混浴が差別的であり、後世に出現した平等意識から分けるに至った」ならば、差別意識の方が根源的ということになってしまう。
最も有力だと思うのは、「入浴がプライベートからパブリックのものになった」説かなぁ。
これなら、より根源的状態であるプライベートでは平等意識があり、社会性が重視される段階において初めて壁が出来たということで、ジェンダーの理論にも合致している。
現代人は公の場では、行動だけでなく服によっても男女の違いを強調していて、それが希薄になる入浴時は、社会的特徴の維持のために明確に分ける必要がある、と。