俺は薄い本のネタをすぐにパッと思いつくくらいの妄想力を持っている。
思考内容もごく普通のオタクの想像力の範囲内だと思っていたが、いざそれらを開陳すると「変態だ」「変態紳士だ」と言われる。普通そんなこと考えない、と。
むしろこちらからすると、そういう状況(キャラ、ストーリー、絵、シチュエーション)があって、そういう発想に至らないということが不思議でならない。
極上の素材が目の前にあって、もちろんそのままでもおいしいけれど、うまく利用すればもっとおいしく楽しむことができるのにという感覚。
別に責めたり非難したり見下したりしているわけではない。
目の前にあるものをただそれとして受け止めるだけで、そこから発想を展開させるということが全くないのだろうか。
消費することがオタクの一次欲求であることが真理ならばそれはそれでいいのかもしれないけど。
なんかもやもやするんだよな。
妄想もひとつの才能だからね。 あなたには当たり前すぎて、 ごく普通のオタクの想像力の範囲内と思えることでも 実際はそうじゃなかったんだろう。 妄想しないオタクは居ないが...