2014-06-26

女児電柱の影で、おしっこをしているのを見た

と、同僚が言っていたが俺は朝から気持ち悪くてどうでもよくて、

コンビニまで胃薬を買いに行った。

銘柄に詳しくないので、テレビCMで聞き覚えのあるやつを買って飲んで、

しばらく休憩室のソファーにもたれかかっていたら、

そのうち眠ってしまった。

起きるとそこは露天の女湯で、裸の老婆がたくさん歩いていた。

「な・ここはどこの露天風呂だ」とパニクっていたら、

まわりの老婆たちがどんどん巨大化していった。

巨大化した漬物のようなしわくちゃな乳房がぶるるん、ぶるるんと、

俺の頭上で揺れて、風をきって唸りをあげていた。

「なんだかここは危険だ、とりあえず風呂から脱出しよう」

と思ったら、ひとりの巨大な老婆がぶるるん、ぶるるん、と

こちらを追いかけてきた。

「うっわーーー!」

ぶるるん、ぶるるん、うしろから乳房が風を切る音。

僕は大急ぎで風呂から脱出し、銭湯建物から逃げ出した。

建物を出ると、そこは箱根のような温泉街の風景が広がっていた。

ここがどこか知りたかったため、看板や町名の書いてあるものを探して歩いた。

すると一本の電柱があり、そこの影で座っているランドセルを背負った女児がいた。

道を訊こうと思ったが、どうやら女児は放尿をしているみたいだったので、僕は声を掛けるのを待った。

放尿をし終わった女児がこちらに気づき、大慌てで恥ずかしそうに走って行った。


それから15年後。

新宿ゴールデン街で偶然その子と会い、やがて結婚することになろうとは。

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