「嫌われる勇気」という本が話題を呼んでいるようで、私は手にとっていないのだが、誰に対しても嫌われたくない、マイナスの感情を持たれたくないという人がしばしばいる。
いわゆる「八方美人」とは違い、気が小さいというか、押しに弱いといったタイプの人である。
以前、付き合っていた人にそういうタイプがおり、今から思えば、その性質を利用して、無茶な要求をしていた。
私が何か要求をすると彼女は一旦は断るのだが、彼女に対してガッカリした素振りをすると、途端にオドオドして「嫌わないでください」という態度になる。彼女のそういった性格に気づくと、私は良くないと自覚しながらもたびたび悪用し、次第にエスカレートしてしまった。旅行代をおごらせたり、強引に生でしたり、野外でフェラさせたりといったことだ。
彼女は明らかに嫌がっていたが、「嫌われるよりはマシ」といった感じで渋々と応じていた。別れてからも身体の関係を求めると許すので、そうとう根が深いのだろう。
思うのだが、不利益をもたらす人間、性格の合わない人間、利害関係のない人間に対しては嫌われてもいいのである。セクハラやパワハラの温床には、この「嫌われたくない」という気持ちがあるのではないか。あるいは人見知りや鬱病もそうかもしれない。この観点から日本文化を再考すると、面白い結論が得られそうだ。あなたはどう思う?
嫌われたくない、じゃなくて、立場が弱いんでしょう。王様と、奴隷の関係。 こういう男が日本にうじゃうじゃいるから、未だに、男女平等が叫ばれる。 だから、賢く、まともな女性...
そうだよね、日本人はそういう感情が強いんだろうなって思う。 日本人的な「空気を読む」って考え方の根底にもこの「嫌われたくない」って感情があるだろうね。 誰だってそういう感...
日本ほど集団から外れた個体に対して攻撃がされる社会は無いと思う。 集団から外れた個体への攻撃が正義とされる集団の数も多い。 だから恐れるんだろう。
そのとおりだと思う。嫌われても仕方ない奴は死んでも仕方ないやつだしな。