感情を必死に抑えた

2014-05-22

8歳年下の妹が友人を連れて帰ってきた。

深く狭い友人関係を好む妹が友人を連れて帰って来るなんて初めてだった。

そんな妹と仲良くしてくれる心の広い友人とはどんな子だろうと思い見に行くと、もの凄く可愛い子で一瞬で恋に落ちてしまった。

漫画やドラマの様な事が実際に起こって、手に汗かいて鼓動が早くなっていた。

「妹と仲良くしてやってくれ。」

一言言うのがやっとで逃げる様にその場から離れた。

妹の部屋の前でドキドキを抑えるのに必死だった。

ヤバイヤバイ。と呟いてたと思う。

その日は冷静を装い風呂入ってすぐ寝たと思う。

記憶が曖昧で覚えてないけど。

それから数日はずっと動揺していた。

生まれて初めての感情に驚いていた。

まさか、男に惚れる日が来るとは思いもしなかった。

中性的な顔立ちでパッと見て女の子に見えたのが一目惚れの原因だと思う。

実際は、どっからどう見ても男なんだけどその時は女の子に見えたんだと思う。

そう思いたい。もう自分でもよく分からない。

その子と付き合いたいとかそんな感情は一切無い。

ただただ自分自身に驚いているだけ。

だから、この事書いて終わりにするよ。忘れるよう努力するよ。