2014-05-15

小学生の時、眼をペンで突かれた。

委員会活動での作業中、呼ばれて振り向いた所を友達に攻撃された。

そいつは柄に吸盤の付いたペンを額にくっつけ、高い位置からこちらに向かって腰を曲げ頭を下げてきた。

そのペンが眼に当たった。浅くとも刺さっていたのかもしれない。

痛みは覚えてないけど、涙が止まらなくて、目を開いてみてもぼやけた景色しか視えなかった。

一緒に活動していた名前も知らない上級生に「泣いてんなよ」と笑われたのを覚えてる。

保健室に連れて行かれたのだろうけど、その記憶がない。

その後、教頭先生の高そうな車に乗せられて眼科へ連れて行ってもらった。

ふかふかの後部座席と、ドアの閉まる低く良い音を覚えている。

うちの車とは全然違うなとも考えていた。

結局どういった診断だったかは覚えてないが、完治するまではしばらくかかった。

が、後遺症はまったくない。視力も両目とも1.2を超える。

相手は友達だったし、子供特有想像力が欠如した悪ふざけによる不幸な結果でしかなかった。

自分も恨みなんて全く抱いてなかったし、あとから相手が母親菓子折りもって謝りに来てラッキーぐらいに感じていた。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん