2014-05-13

保守思想攘夷論と対決できるのは尊王論のみ

江戸時代から明治時代へのような大きな転換では、革新派皇室尊重することで時代は進んだ。

皇室の名を出すことはそれほど大きな力となるので、極度に警戒されることではあるが。

革新派の持つ歴史観では、二次大戦太平洋戦争中は、一部の強硬派実質的政治を占拠したとされるので、皇室にその責任はないとされる。

革新派が考えなければならないのは、どうやってそのような占拠が起こりにくい仕組みを作るかである

保守派攘夷派は一見伝統皇室を重んじるようで、重視しているのは実は自分たちの利益だ。

まり利益正当化する道具として伝統の名を持ち出しているので、彼らにとって伝統尊重は実際の利益にならない。

攘夷論もまた、自らの強化のために異質的要素を取り込むという、漸進性にもとづくある種の革新性がある。

したがって彼等の「建前」を暴いて革新派が主導権を握り、また国を前に進めるという大義を統一するためにも尊王論必要だ。

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