2014-04-14

のろけなのかもしれないはなし

先日ちょっといろいろあって、省略するけれど私はとても傷ついた。

こちらに落ち度はまったく無いのに、たいへんに嫌な、ショックな、悲しい思いをしたのだ。

それで、その話とかそれ以外の話を、いちばん仲の良い男友達とえんえんとしゃべった。

彼もまた当事者目撃者)だったから、私はいやもうしんじらんないわ~、ないよね~と苦笑いをしながらたくさん電話をした。

もう笑うしかなかったのだ。乾いた笑いで、話のネタにして、そうやっておしゃべりをした。

切った後確認したら、こんなに誰かと電話をするのは初めてだというくらいで、びっくりした。

 

次の日、ここ数日のドタバタにどうやら何か合ったらしいと気づいた彼氏電話をした。

遠距離なので平日に合うのはむづかしい)。

私は笑いながら話そうとした。こんな不幸なことってありますか! なんて可愛そうなんだ私は、びっくりだよまったく。

でも笑えなかった。「いや、それがさ、たいへんでさ」と話し始めた時は、間違いなくにやにやしてたのに、気がついたら声が震えていたし、悲しくて、辛くて、なんだか勝手に涙がぼろぼろと零れた。

うまく喋れずに、途切れた会話の理由を電話の向こうの相手はわかってくれて、隣に居れないのが辛いと言ってくれた。

私は泣いている自分に、すこしびっくりして、すこし嬉しかった。

仲の良い友達から、そのまま恋人関係になったようなものだったから、男女の友情とか、なんだろうって考えちゃうことも合ったし、こうやって遠距離になって、慣れてしまえば案外それも大丈夫なところもあって、頭では考えちゃうところがあったから。この私の好きってなんだろうみたいな。

私の知らない間に、私が考えてた以上に、あの人は特別な人だったらしい。

よかった。それが嬉しい。

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