これまでタンポンを購入しては挿入を試みたが
アプリケーターの異物感に我慢できず一度も成功したことがない。
しかしタンポンは使い始めるとものすごく快適だという話を聞いてから
やっぱりタンポン使ってみよう!異物感は慣れだ!
と考え、生理になるのを待ち、
これまでは片足上げや座りながらなどの姿勢で挿入チャレンジしていたが、
『慣れていない人は立ったまま垂直に入れた方が良い』とのことなので、
…お?ホントだ入ってく!軽く手を離してみても落ちない。
ってことは…行ける?
これだ!いつもこの気持ち悪さに負けてたんだ!
風呂場の脱衣所で一人、ウーウー唸りながら異物感と闘い、
「大丈夫~怖くない~痛くない~」と自分を騙しながら奥へ押していく。
しばらくすると、遂に到達点らしきところに指が当たった。
よし勝った!
…痛い。
挿入位置が浅かったため、吸収体がおかしなところにきてしまったようだ。
アプリケーターごと引っこ抜いた。
また私はタンポンとの勝負に負けた。
だが、これまで挿入自体を怖がっていたのに、
吸収体を押し出すところまで行けたのは大きな進歩だ。
勝利に近づいた敗北だ。
次の生理の時には絶対に勝つ!