自分は我が侭で勝手な性格だったけど、なぜかそれも含めて好きになってくれた。
(我が侭というのは相手が自分の思い通りに動いてくれないと起こるぐらいひどいこと。)
何回も相手が思い通りになってくれなくて怒って別れ話をした。
でもその度に、そんなことで別れるのはちがうと言い、私が変わるのを楽しみに待つという彼。
初めて自分の悪い所を見つめなおせた。こんなふうに人を説得できるんだと思った。
いつも交際相手と気まずくなると自分から別れて逃げ出していた。
こんなに覚悟させてくれると思ってなかった。
相手と向き合うって覚悟することが全てだと思った。
結局自分が覚悟できるかが重要で、問題は相手ではないことがわかった。
まだ婚約等の話は出ていないけれど、結婚ってそういうことだと思った。
誰かに自慢するとか、勝ち組だとか、人並みになるとかそういうことじゃなくて
相手と向き合う、自分の一番嫌なところと向き合う、二人の間に起きた問題に真摯に向き合うことなんだ。
それが分かっただけでも良かった。