なんかイライラしたなあ。で、結局女性は助かるわけかと。宇宙の果てに飛ばされかかって、多数の同僚が悲惨な死に方をしてる一方で、子供と死別した喪失感から立ち上がるワタシの強く美しい姿みたいなのを持ってくるその落差にイライラする。ていうか、そもそもこういう場面に駆り出される人としての適性の問題であって、男女の性差がある問題じゃないと思うけど。ストップと言われても、ワタシやりだしたら止められないの、パニックになって周囲を混乱させる、巻き込む、泣き叫ぶ、私のせいです、私が全部悪いんです、という自己満足の自己嫌悪、で、自暴自棄になる、だけど、あらら助かっちゃう私・・・てな展開をずーっと見続けて途中から感情がピクリとも動かなかった。結論。爆発事故が起こっても奇跡的に炎から逃れる主人公、というアクション映画の王道を見せていただきました(それも定価を払って)
あ、補足。3Dメガネをつけて、時折目に飛び込んでくる機体の破片や視界に被さってじゃまでしかない水草の映像などのおまけつきでした。