割とどこの出版社も今はアップアップなわけです。
ものの見事に賞もの、タイアップもの、ライトノベルなんかが座を占めてる。
そんな感じで、今本を出させてもらえる作家って、採算分岐点を割らない作家だけなんだよね。
各社、発掘してる体力なんてほとんどない。
特にミステリなんて不遇の時代で、ミステリの固定ファンが本当にいない。
図書館で借りるかブックオフで買うみたいな、購買に結びつかないファンがほとんど。
それじゃ本も出ませんよ。
苦肉の策で、タイアップねらってドラマ化しやすい男女恋愛ものになるわけだ。
となると、売れる本を作るのは、編集者自身の都合でもあるし、発行部数が収入になる作家のためでもある。
(つっても、今はそういう人でも本当に売れない)
そうじゃない人の場合は、やはり策を弄せざるを得なくなるわけです。
単に本が売りやすいんだろうという考えしかなかったが そっかタイアップ狙いなんだな。納得いったわ しかしそういう本ばっかになった結果「おっミステリ新刊だ、買おう」っていう自...
本とそうだよな。 漠然と思うのだけど、ある意味「このミス」の功罪かもしれん。 おもしろいミステリだけを読みたい人は、このミス待ちで図書館で借りればいいみたいになってるんじ...