昔から人付き合いがあまり上手ではなく、いきなり機嫌が悪くなったり、思った事を言い過ぎて相手を泣かせてしまったりして、仲良くなった子たちと必ず一度は『何人か対私』での喧嘩をしていた。中学生の頃adhdの診断を受けてからは仕方が無い部分はあるのかなと思いつつも、高校まではいつも一緒に行動する友達がいて、一緒にお昼を食べたり、休みの日は何人かで遊びに行ったりって言う事を人並みにやっていた。と思う。
でも大学に入ってからは、いつも一緒にいる友達は一人もいなくて、お昼も授業も大体一人で過ごすことが普通になった。
学園祭の実行委員に入っていてそれなりに知り合いはいるし、ミーティングで顔を合わせれば仲良く話せる相手もいる。けれども、わけもなく一緒にダラダラと過ごしたり、気軽に遊びに誘える友達は今までに一人もできてない。
家族とは仲が良いし、別の大学に彼氏もいて、バイト先でもそれなりに上手くやれている。そこまで困っている事もないけれど、学校でほとんど一人はたまに寂しくなる時もあるな〜なんて話を昨日母にしてみたら、あなたはあんまり人に興味がないんじゃない?っていう返しがきた。
今までそんなこと思いもしなかったから急に拍子抜けしてしまった。
でも、あぁ、きっとそういうことなのかな。と思って気持ちは軽くなった。
誰かと話しながら帰るってだけでもう一大イベントで別れる頃にはくたくただし、中高の6年間ずっと仲の良かった人たちともまた喧嘩して、音信不通になったけれども何とも思わないし。