2013-10-05

さようなら

落ち込んでる訳じゃない、欠けてるだけ。

頑張りたくないわけじゃない、頑張れないだけ。

傍に居てほしいわけじゃない、愛していたいだけ。

うそ、ほんとは傍にいたい。

全部が、幸せだったんだね。

めんどくさかったり、怒ったり、嫌になったり。

それは全部幸せが見せる側面だった。

一緒にいたいよ。

たぶん一番辛いのは、「僕のことを好きじゃない彼女がいる」 ということ。

今まで神さまみたいに確かだったものが、 一瞬で消えてなくなってしまった。

きっと、離れた方がいいんだね。

ごめん、知ってたよ、知ってたけど。

たまに見せてくれる優しさに縋って、救いを見出して、勝手に落ち込んで。

たぶんずっと変わらないのは彼女は僕のことをもう好きじゃないし好きにならないということ。

そしてひょっとしたら、僕を好きでいた過去の"彼女"というものも消え去ってしまった

元カノ、って言葉を使うのが下手くそで悲しいね

前までの恋愛では未練を持てなくて悩んでた。

それがどうだ、今はこんなに寂しい。

でも未練じゃない。

ただ、そこに穴があるだけ。

色んな風景を見る度にその穴を通る風が吹く。

色や臭い、声や肌、キスの味。

五感を通じて思い出が僕を攻める。

まるで出来たばかりの傷跡を撫でるみたいに、ひりひりしちゃう

当たり前みたいに明日が来るけど、そこにあるのは今までの当たり前じゃない。

でも、やらなきゃいけないことは相変わらず僕の前に横たわっていて、そいつらが煩く自己主張を繰り返す。

全部捨ててしまいたい。

たぶん、人生すらも。

わかってる、その先に色んな形の幸せがあることは。

でも、今を耐えられない。

痛みを乗り越えればそこには云々なんて、痛みを知らない、若しくは忘れた奴の戯言だ。

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