自民党内でのワタミの優先順位が下がる可能性がある(ワタミ落選の効果)
ワタミ落選の効果を狙うなら、(B)か(C)を選ぶことになる。では、どちらがマシか。
(C)によって自民の議席を1つ減らすために必要な票数より、(B)によってワタミの順位をひとつ下げるために必要な票数のほうが少なそう。そのため、支持政党が特になくて、とにかくワタミを落としたいなら(C)より(B)が有効かもしれない。ただ(B)でワタミを落とす効果が現れるのは、「ワタミより順位の低かった候補が、投票行動によってワタミを抜いた場合」なので、あんまり劇的な効果はないと思う。まぁ、泡沫候補に票が集まったら、間接的に「ワタミ不信任がそれだけ多い」というメッセージを自民党に伝えることはできるかもしれない。
(B)によってワタミの順位を下げるのも、(C)で自民の議席をワタミが落ちるほど減らすのも無理。自民を支持するなら(B)、他政党を支持するなら(C)でいいんじゃないか。
結論として、「自民支持なら政党名と一緒に他の候補者名を書く」、「他政党支持ならその正当に投票する」というごくふつうの投票行動が有効なんじゃないかしら。
「みんなで飛沫候補の○○さんにいれよう!」でワタミが落ちるのは、「1.ワタミが当選者名簿の最下位」で「2.飛沫候補に票が集まることでワタミと順位が入れ変わり」、かつ「3。自民党の獲得議席自体は増えない」場合だから、狙って実現するのはまず無理なんじゃないかしら。
(B)は名簿順序が分かっていて特定候補に集中的に票を投じられるなら少ない票で操作できる可能性はあるが、その前提条件は満たし得ない以上、実際にはバラバラに投票されることにな...