2013-04-20

よくある永すぎた春の話

今朝、テレビでいまどきの同棲カップル特集を観た。

同棲って楽しいよなぁと。

わたしも二十代に同棲していたことがあった。

親には、「そんな状態をだらだら続けるより、早く結婚すれば?」と言われていたけれど、若さ故かお互いに結婚願望がなく、毎日楽しく過ごせればそれで充分だった。その時の相手とは10年近く一緒に暮らして、お互いに歳を重ね、結婚やら出産やらを考えざるを得ず(と社会通念に思わされていたと考えられるほど冷めてもいず、)結局別れてしまった。完成された関係、完成された毎日を一生愛することが出来るのだろうか、別々に歩くのもいいんじゃないか......。最後に泣きながら一緒にハンバーグを食べてから、一度も連絡をとっていない。

その後、その時の相手とは別の人と1年間遠距離で付き合ったのち、結婚した。

ほとんど寝起きを共にしたことがない状態で結婚したので、相手の生活スタイルに戸惑うことも多かった。相手の性格に合わせられないなと思ったことも多々ある。もしも同棲からスタートしていたのなら別れていたかもしれない。更に正直にいえば、前の同棲相手ともっと早く結婚について話し合っていれば、とおもう時もある。

まあでも、結婚を前提にしない同棲だったから楽しかったんだろう。

就業の試用期間と同じように、無責任でいつでも気楽に降りれる立場だったのだろうから

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