1(Φ比較)«略式»同性愛の, ゲイ«◆この語義が今日もっとも優勢;同性愛者および彼らを支持する人たちが用いるが、同性愛を認めない人からは、軽蔑的な含みで用いられることが多い;通例男性の同性愛者を指す»
(強調は引用者)
結局同性愛嫌いの人間は同性愛者を表すあらゆる表現を差別語として使うものなので [要出典] 、差別の存在を明確にする [要出典] 婉曲表現 [要出典] である「ゲイ」より、形態的には単純な省略語に過ぎない「ホモ」を普通語として普及させた方がよいと思うのです。
Wikipedia でいう「その意味するところ自体が侮蔑の対象であるために差別的意味をもつようになったもの」に別の呼称をつけたところで、その意味するところ自体が侮蔑の対象であり続ける限り、新しい呼称もやはり差別的意味を持つに決まっているのです。
排泄所を表す婉曲表現が陳腐化して意味が固定化されてくると、それ自体が避けるべき表現となって新たな婉曲表現が出現する、というサイクルが生じることがあるのと少し似ていますね。