夫が帰宅するなり「峯岸みなみの丸刈り、見た?」と聞いてきた。
「あれはひどいね。あんなことをさせるなんて、本当に怖い」と答えた。
すると、彼は「大げさだな、何が怖いの?そんなこと言うあなたの方が怖いよ」と何故か怒り始めた。
「あんなことを『自主的』にさせる同調圧力や、世界中に映像を公開させて晒し者にする行為が怖いよ」
「それが怖いって、全く理解できない。ルールを破ったんだから、仕方ないじゃん。それが不満なら、やめればいいのに続けるんだから」
「仲間内の理不尽で不自然なルールを破ったからって、自分の身を切り刻んで謝罪の証にする必要なんてないよ」
「ほんとに大げさだよね。たかが髪じゃん。似合ってるしさ。かわいいからいいじゃん」
「そんなこと言うの、あなたしかいないよ。オレの方が普通だからね」
「そんなことないと思う」
「そんなことないって?何が?」
「多くはないかもしれないけど、私のように感じる人は他にもいると思う」
「だから?それで?『数が多いから、私が正しいんだ!』って言いたいの?」
もう、そこで私は話を続けるのを諦めて、先に寝るねとその場を去った。
彼は私にどういう反応を望んでいたんだろう?いっしょに盛り上がってほしかったのだろうか?そこに冷水を浴びせるような私の振る舞いに怒ったのだろうか?
かく言う私も、彼に何を望むだろう?調伏したかったわけじゃない。完全な理解と共感を望んでいるのでもない。自分のコピーが欲しくて一緒にいるんじゃないのだ。
分かり合えない。
それでもいい。でも、せめて私を言い負かそうとしないでほしい。
夫さんに以下の記事を読んで貰ってはどうか。 http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2013/01/akb48-d9ad.html http://wirelesswire.jp/london_wave/201302010745.html これらを読んでもあなたの方の意見を理解でき...
いきなり自分も丸刈りになってみるとかどうだろう? で、旦那さんと一緒に外に出るときは、暴力でしつけられた犬みたいな態度で旦那さんの後ろをくっついて歩く。 そうすると旦那さ...
それをして与えることができる視点は髪の重要さとか尊厳とか人権じゃなくて 「女というものは自分の意見を押し通すためなら夫の社会的信用を失墜させることも厭わない」ということ...
いい案だけどさ、そういう夫は「そんなことしろなんて言ってないじゃん」「芸能界とはわけが違うでしょ」とかいって、 本当に理解してほしいことを微塵も理解しないと思う。
たかだか量産型アイドルの処遇について意見が合致しないだけのことで丸刈りにしたら 「ほれ、お前も髪なんてどうでもいいと思ってるんだろ」ということにしかならんと思うけど