http://anond.hatelabo.jp/20111128191111
■元ネタ
第14回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou14_s/doukou14_s.asp
18~34際の内、「交際している異性はしない」と回答した未婚者は男性61.4%、女性49.5%と確かにあります
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調査方法は、H22「国民生活基礎調査」の調査地区5,510か所(H17国勢調査区から層化無作為抽出)の中から選ばれた840地区、
その地区内のすべての世帯に居住する18~49のすべての独身者を客体に、配票自計、密封回収方式で行われたそうです。
回収率は80.6%、有効回収率は74.3%
標本の偏りはあまり気にしなくていいのかなと
じゃあ実際に、交際している異性がいる人数を出しちゃえばいいんじゃない?
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調査対象のうち18~34歳の小計は、男性3,667、女性3,406。男性が51.8%になります。
気になったんで、去年の国勢調査の結果、18~33までの男女総数と未婚者数を調べたのですが、
総数では男性50.7%、未婚者数の割合では男性53.6%になりました。全国平均より少し差が少ないですね。どうしよう、よくわかんないけどとりあえず先に進もう……
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実際に計算してみましょう。「交際している異性はいない」の回答は、男性が61.4%、女性が49.5%
つまり「交際している異性がいる」人の割合は、男性が38.6%、女性が50.5%ですね
これに先ほどの小計を掛けてみます。
さっき出てきた未婚者数の男女差が全国平均より少ないってのが少し気になるので、
「交際している異性はいない」の回答割合は正しいと信じて、未婚者数を国勢調査の結果から取ってきても一応計算してみますか
男性: 8328620人 * 0.386 = 3214847.32人 (46.9%)
女性: 7198189 * 0.505 = 3635085.445人 (53.1%)
■結論
「交際している異性はしない」の回答の男女差を、単純に人口の問題で片づけるのは不可能
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ちょっと気になることがあって、国勢調査に比べてなんか男性の18-19歳が占める割合が少ないんです
でもこの層って、交際相手を持たない割合としては一番高いんです。
だから先ほど計算した人数は本来もっと少なくなるはずなんです。
余計に説明が困難になった……
■追記
少子化はあるんだけど、上の世代の方が結婚率が高いため、未婚者数は純粋に若けりゃ若いほど多いです。
年齢による区切りが問題になるなら、若い世代の影響の方が強いです。
男性の方が年齢が高いカップルが多いというなら、むしろ女性の交際中人数は小さくなる方向に影響を受けているはずです。
まあ、年齢が高い方がカップルの年齢差が大きくなる傾向はありそうですし、その可能性は否定できませんが
■余談
年齢上限があろうとなかろうと、男性の方が未婚率は高くなります。
死別、離別がどの年齢においても女性の方が圧倒的に多いからです。
先日の国立人口問題研究所のデータで、 「彼女がいない未婚男性」の比率が「彼がいない未婚女性」の比率より10%程度高い、との データが出た。 このデータを見て、は...
http://anond.hatelabo.jp/20111128191111 こんな計算していいのかどうかはいまいちよく分からない ■元ネタ 第14回出生動向基本調査/国立社会保障・人口問題研究所 http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j...
はてなーは聡明じゃないという自明のコトワリに、愚鈍なあなたは気づいていない。
それ以前に未婚率は男性の方が高くて、そちらの方がよっぽど影響大なんだが。
そんな小難しい話じゃなくて未婚女の不倫の方が未婚男の不倫より多いってだけでしょ。
いやそれが本質じゃない。「男性の方が年齢が高いカップルが圧倒的に多い」+「世代別人口は下降傾向にある(少子化)」の方が効いてる。 つまり,25歳の男性のメインの交際相手は2...
メインかどうかはともかく、 「自分より年上の異性と交際している率は女性の方が男性より圧倒的に多い」のは事実だね。
>>つまり,25歳の男性のメインの交際相手は20歳前後の女性で,その世代の人口は25歳人口より少ない。 一方,25歳の女性のメインの交際相手は30歳前後の男性で,その世代の人口は25...