今の苦痛が、これからもずっと続くと思うから病むわけで、今この一瞬のことだけ考えればいい。
ずっと苦痛が続くなんて考えると、風俗嬢どころか、工員だってできないと思う。
毎日ネジを締める日々が続いて私の人生になんの価値があるんだろう?とか
毎日牛や豚を殺して解体する人生になんの価値があるんだろう?とか
毎日酔っぱらいの相手
etc...
極論を言えば、一回のプレイをそれほど苦がなく我慢できること、感情移入しないこと、過去や未来をうじうじ考えないこと、それが出来ればやれると思う。
今のこと以外を考える事、過去を悔いたり未来の心配をしたり、考えても答えの出ないことを考えたり、それを仏教用語では『妄想』というのだそうです。
ミヒャエル・エンデも『モモ』でベッポじいさんに言わせています。
とっても長い道路を受けもつことがよくあるんだ。
おそっろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。
・・・
つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、
つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。
いつもただつぎのことだけをな。
するとたのしくなってくる。
そうはいっても、年齢と共に稼げなくなってくる職業であることは『妄想』でなく『事実』なので、ちゃんとプランニングはありますけども。