2011-05-28

株主責任

株主責任とは、株式会社出資した株主投資家)の出資金に対する責任株主は、出資した企業破綻したり問題を起こしても(出資分以上の)法的な責任を問われることはないが、株価の変動により出資した資金が目減りして損失をこうむったり株式が無価値になると全額を失うこととなる。

株主責任とは、会社破綻したり増資に追い込まれたときに、こうした株価株式価値の変動を通して株主に負わせる責任(損失)。株主責任を問われても、直接的に損害賠償債務返済の義務を負うなど「新たな負担」を求められることはない。

会社経営が行き詰ったり破綻したとき株主責任を問われると、株主既存株式が無価値とされて出資分の全額を失ったり、大規模な増資による希薄から株価暴落することで損失をこうむることになる。債務超過に陥った破綻企業を公的な資金や債権放棄で救済する際は、何らかの形で株主責任が問われることが多い。

会社の清算時には、株主権利はもっとも弱くなる(会社に残っている資産は、従業員の給料債務返済に優先的に回される)ため、「危ない」会社への投資は慎重に検討する必要がある。

http://www.moneybatake.info/words/ksekinin.html

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