正しい判断をするには、正しい情報が必要。
正しい情報は、正しい判断の礎となる。
目が泳いでる。楽観的すぎるといった直感的なもの。
科学的な根拠、論旨のつながりといった論理的なもの。
たくさんの情報はそういったフィルターによって
選別され、正しい・間違ってると振り分けられる。
人間の性質として、
信じたいものを信じる。もっともらしいと感じるものを信じる。
というのがある。と感じる。
希望に満ちたメッセージ。
数字の並んだ科学的な論旨。
著名人が言ったと言われる発言のコピペ。
正しいと信じたい。正しいっぽい文脈が、
それを正しいと信じた人達によって広められる。
逆に信じたくない人たちが感情的に反論する。
だいたいにおいて、そういったエモーショナルな人たちというのは
行動も活発だ。発言量も多い。そして、論理的なフィルターが甘い。
感情という頼りないソースを礎にした情報は
指数関数的に増えやすい傾向にある。
災害系の映画で、本当に危機的な状況にあるという情報をにぎっている人は、
周囲の人達につぶされる。
「今までそんなことが起きたことがない!」
「君は今のムードをぶちこわしにする気か!」
大きな声、爆発的に増殖した情報は、
本当に正しい情報を埋もれさせる。
そんな中、正しい判断・情報を持った人たちは
案外したたかに裏で結託して、着実に身の安全を守りつつ、
この大災害の後の、自分の身の振り方なんてのを考えてるのかもしれない。
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