2011-03-18

爆発的に増えた感情的情報たち

しい判断をするには、正しい情報が必要。

しい情報は、正しい判断の礎となる。

目が泳いでる。楽観的すぎるといった直感的なもの。

科学的な根拠、論旨のつながりといった論理的なもの。

たくさんの情報はそういったフィルターによって

選別され、正しい・間違ってると振り分けられる。

人間の性質として、

信じたいものを信じる。もっともらしいと感じるものを信じる。

というのがある。と感じる。

希望に満ちたメッセージ

数字の並んだ科学的な論旨。

著名人が言ったと言われる発言のコピペ

しいと信じたい。正しいっぽい文脈が、

それを正しいと信じた人達によって広められる。

逆に信じたくない人たちが感情的に反論する。

だいたいにおいて、そういったエモーショナルな人たちというのは

行動も活発だ。発言量も多い。そして、論理的なフィルターが甘い。

感情という頼りないソースを礎にした情報

指数関数的に増えやすい傾向にある。

災害系の映画で、本当に危機的な状況にあるという情報をにぎっている人は、

周囲の人達につぶされる。

「今までそんなことが起きたことがない!」

「君は今のムードをぶちこわしにする気か!」

大きな声、爆発的に増殖した情報は、

本当に正しい情報を埋もれさせる。

そんな中、正しい判断・情報を持った人たちは

案外したたかに裏で結託して、着実に身の安全を守りつつ、

この大災害の後の、自分の身の振り方なんてのを考えてるのかもしれない。

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