2011-01-31

親の負担が30年前比で増えている

   自分子供の頃は、「歯磨きの仕上磨き」なんて習慣はなかったと思う。

   しかし、今では、それがスタンダードになっている。

   あるいは、以前なら、熱いのを食べさせる時に親がフーフー吹いて冷ますのは

   当たり前の光景だった。

   しかし、最近では「親の息の中に入っている雑菌を乳幼児感染させないため、

   親の息でフーフーするのはダメで、風をそよいでます」のが「正しい育児法」なんだそうだ。

   ・・・確かに「どっちが正しいか」と言われれば、仕上磨きなり、風そよぎが正しいんだろう。

   しかし、「正しくない育児」で乳幼児病気に至る確率は、有意には高くなるんだろうが、

   大騒ぎするほど高くないのでは?

  

   自分子供の頃(30年前)に比べて、乳幼児育児の知見が蓄積されていくので、

   「こういう風に育児すべし」という知識はどんどん厚みを増していく訳だが

   一方で親の時間は有限なので、「正しい育児を全うしようとする親」の負担は増えていく

   ※一方で紙オムツの普及等、合理化している部分もあることはあるのだが

   「こうした方がいい」というタスクは、一つ一つを捉えれば「3分余分に時間をかければいい話」なんだろうが、

   そういうタスクも20個集まれば1時間だ。

   一つ一つの育児タスクは軽微かもしれないが、全体で見れば結構親の負担を

   増やさせているのかもしれない。

   ・・・「正しい育児したい」という真っ当な親の方針に異を唱えるつもりはないし

   それはそれで尊敬すべきだが

   と同時に「仕上磨きもしない、自分の息でフーフーする、ズボラな親」も認めてくれればなあ・・・と

   思わなくはない。

   でないと、「親になるためのハードルは高いんだぁ」として、少子化がもっと進んじゃうよ?

  • 自分の頭で考えることができず、マニュアルに従うしかない人が増えてるんだと思う。 衆愚教育が順調に成果を発揮したんじゃないかな。

  • 自分が子供の頃は、「歯磨きの仕上磨き」なんて習慣はなかったと思う。 増田が何歳か知らんが、現在32の私が子供の頃は親に仕上磨きやって貰ってたよ。

  • あーやっぱりitarumurayamaかー 「おかあさんといっしょ」の歯磨きの歌(「仕上はお母さん」のアレ)も約30年前の子供の頃からあったし 当時から親の仕上磨きは常識だったかと。 増田...

  • いやまぁ、うちは、親がアレで、大人になっても残る怪我した子供なので・・・なんともいえんが(男でよかったよ) それよりはマシだとおもうが・・・いくらなんでも、過保護だろ。

記事への反応(ブックマークコメント)

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