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2008-07-22

5年ぐらい前にチャットで知り合ったI(その3)

しかし寝ようとしても寝られるものではない。僕は大して酒も飲んでいないし、そもそも軽く興奮してここへ来たのだ。

なんだかんだと言ったが、同年代の若い女がそばにいるんからには、目をつぶっても睡魔はやってこない。

途方にくれて、大きくため息をついた。

すると彼女は、うーんと言って寝返りを打った。急な物音に驚いた僕が反射的にそちらを見ると、Iの胸元が目に飛び込んできた。

酔って暑くなった体は、じんわりと汗をかいていて、服も乱れに乱れている。不意をつかれて僕の頭はパニックになった。

そして、いつか会った人の言葉が頭に浮かんでいた。

            乱極まれば治に入り、治極まればまた乱に入る

お若い人よ、あなたは野心も英知もある。この国を救ってはくれまいか。生きることに喜びを見出せない人たちに笑顔を与えてはくれまいか。私もあなたを見込んでこんなことを言うのだ。馬五十頭と百斤の銀をお渡ししよう。

わかりました。商人殿、わたくしに何が出来るかはわかりませんが、この父母よりもらった身体を鍛えに鍛え、この乱世の徒花のひとつとなって、願わくば花咲かせてみようとする所存です。

おお、お若い方、そなたの名は、そなたの名はなんと申される。わたくしですか、わたくしは…


それがパパのご先祖様なんだね!

そうだよくわかったな、やはりミンチュは賢いね。ううん、パパ子供だからだよ。ははは、そうかな。だが今では私もチャイニーズドラゴンとして、少しは知られる身となったが、若い頃は苦労をしたよ。女の人に好かれたくって、馬鹿なことをしたもんだ。

ふーん、パパにそんなところがあるなんてまったくぜんぜんしんじられないよ。ははは、もうおやすみ。はあいパパおやすみなさい。


ボクはそれからすぐにベッドに入って目をとじたんだ。宿題のさいごの一問をやってないけれど、あしたにしようっと。

ボクは目をつむりながら、お父さんの言葉を思い出していたんだ。ボクにもお嫁さんがくるのかなあ、それはどんな人なのかなあ。

わからないなあ。

すると急にびっくりするくらい大きな音がしてへやに誰かはいってきたんだ!

ボクにはすぐにわかった。こいつはボクの宿敵、ボクのライバル、妖怪あかなめだ。

最近のお風呂はきれいだから、こうして夜も歩き回っているんだ。

ボクはこれでもチャイニーズタイガーの息子だ。ボクは父譲りの、直伝の奥義合気道でたたかうことにしたんだ。

ター!

それがしの強烈な一撃に妖怪はたまらず退散していった。

もう夜も眠れないというのか。それがしはひらりとバイクに飛び乗ると短い間にいっぱいの思い出のつまったこの町

を後にした。グッドバイ

THE END

2008-06-07

森博嗣が終わる5

コカコーラキャンペーン小説ドラマ化されて私はあせった。世間の人が森を知れば、私は今よりもずっと仕事のできない人間になると思って恐れた。相対的に順位が下がる、それもドラマティックに下がることを真剣に恐れた。

素人目に見てもキャンペーンは陳腐で大失敗どころか、マーケティングとかブランドイメージ確立とかそれらの全く出来ない人たちがありもしない勢いで作ったかのような「顔の見えない」キャンペーンで、そもそもキャンペーンではなく、ただのコマーシャルのいち形態なのかと思うほどでやっぱりドラマもどうにも中途半端で少なくとも森を感じさせる映像作品ではなかった。

スカイ・クロラ監督の作品となったときも少し怖くなったが、やはり杞憂だろうと思う。

そして私はいまこう思う。

森博嗣の熱い世代がうらやましい。オタク第一世代というのかフロンティア気概はやはり私を、いい時代だったんだなと思わせるのです。

私は今のファンや若者に力も熱もあると思うし、仮になくてもその中で自分を全うしたいと真剣に思い、そうあることを願います。

ちょっとわかってきました。私は森博嗣鶴田謙二庵野秀明たちに置いて行かれると思っているのかもしれません。いや消えるのは森さんだけでしょうが、彼らの中には共有する時代があって、それを持ったまま森さんの声は私に届かなくなってしまうのです。

庵野秀明ゼロ年代を越えてもいくばくかの創作はするだろうし、山田章博も作品を発表するはずで、岡田斗司夫唐沢俊一社会に伴走し続け、鶴田謙二は相変わらず早送りにしても微動が確認できないくらいの遅筆でしょう。

私の妄想はとどまらないようです。

森博嗣日記の終わりは、きっと創作への別れなのだと思います。漫画から研究、そして小説を経て、工作への傾注は私の前を通り過ぎる電車のようで私はそれを見送るより他ないのです。工作も創作だろうし、いやただ消えてもう見えなくなってしまうことの失いはどれほどの遺産があっても私には大きすぎるのです。

グッドバイと言えればいいのでしょうが。もともと日記の終わりをリアルタイムで経験しなかった私は、一度の別れで済むのです。覚悟して二度目を迎えるほうが幸せでしょうか、今こうして吐き出しながら覚悟をしきれないでいるほうが幸せでしょうか。

2008-01-18

高卒認定試験

 願書出願に高卒認定試験の成績証明書がいるらしいので、一週間以上前文部科学省に書類を送った。一週間たっても届かないので(今日で八日目)、文部科学省電話したら「昨日発送しました」……片道で一週間かかるということは、あと一週間待たねばならないということか。だとすると、地元私大の締め切りの22日にも早大の締め切りの25日も間に合わないことになる。最悪、地元私大は大学に直接願書を出しに行けばギリギリ間に合うかもしれないが、早大は不可能だ。グッドバイ速達で出さなかった俺が悪い。

2007-09-08

ようこそ、増田

ようようこそ、増田増田増田へへへへへ

ハロー、そしてグッドバイ

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