はてなキーワード: インフレ連動債とは
同ストラテジストらは、物価圧力は想定よりも速いペースで弱まりつつあると認めているが、インフレ率が米金融当局の2%目標に向かって下がるとのコンセンサスには異議を唱えている。こうした見方に基づき、ブラックロックでは国債を来年にアンダーウエートとするよう助言。インフレ連動債や投資適格級社債を選好するよう勧めている。
ブラックロックのチーフ債券ストラテジスト、スコット・ティール氏は米インフレ率について、2023年末にかけて3.50%にしか鈍化しないと予想。根強い労働者不足や賃金上昇、在庫減少を理由に挙げている。このような見方は、1年物の消費者物価指数(CPI)スワップが2.38%、10年物のブレークイーブンレートは2.14%となっているのと対照的だ。
ティール氏はインタビューで、「それはあまりにも低過ぎると当社では考えているだけだ」と発言。「CPIの数字のボラティリティーを市場は想定しておかなければならない。月間ベースの数字を予想するのは難しくなるだろう。しかし、7%から5%に下がる方が、5%から3%になるよりも恐らく容易だろう」と述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-19/RN5697T0G1KW01
財務省傘下の国債発行機関の14日発表によれば、来年の発行額は約5390億ユーロ(約77兆5600億円)と、今年の4490億ユーロから大幅に増加する見通しだ。これまでの最高は2021年の4830億ユーロで、新型コロナウイルス禍の影響で支出が膨らんだ。
発行計画の内訳は中長期債が2740億ユーロ程度、短期債が2420億ユーロ、インフレ連動債が最大80億ユーロ、グリーンボンドが最大170億ユーロとなっている。