A「異常気象が人間の活動によって引き起こされたという確証はないよ。だけど、自制して損したという後悔より、もう少し自制しときゃこんなことにならなかったのにという後悔のほうがきつい。だから、やっぱり良識として自制しとくべきなんだ。」
B「ロンボルグの本が説明したのは、いまから二酸化炭素をカットしたって、地球が冷えたりしない、温暖化はどんどん続くということですね」
A「そこに異議はない。ただ、私は、二酸化炭素カットしたが温暖化継続、でもやるだけやったし、まいっかという考えではない。いま規制してみても、後で効果がないとわかるかもしれないので、今経済的にマイナスの効果を被ってまで規制する必要はないという立場より、後で無駄な規制のために損をしたとわかるかもしれないけれど、地球全体にかかわる重大な問題であるだけに、取り返しがつかないことになって後悔しないよう、とりあえず規制しておこうというという立場だ。」
A「地球上には解決すべき問題が山ほどあり、温暖化が最優先だという根拠はないですね。毎年1000万人以上が感染症や水汚染で死亡しています。」
追い詰められたときにパッと画期的な方法が閃いた事が何回かある
今までの自分の数少ない経験の中から良くこんな凄い方法が生まれるなと驚くくらい画期的な方法だ
数少ない経験が奇蹟的にうまく組み合わさって、とんでもない力を生む、そんな感じだ
ただ追い詰められるのはもう勘弁と思う
追い詰められれば閃くのなら喜んで自分を追い詰めるがそんな保証はどこにもないので嫌なのだ
しかし追い詰められて、もう駄目だ、と諦めかけた時に閃くのはとても興奮する
あの感覚をまた体験したい
でも追い詰められるのはもう勘弁、とだらだらと過ごすいつもの駄目な俺がいる
「エントロピーは放っておくと増大する。」と言うが、これの具体的な例は次のようなものがある。
水の中にインクを1滴落とす。
すると、広がって均一になる。
1滴のインクが均一になる現象は自然と起こるが、しかし、
広がっているインクが自然と1点に集まる現象は自然には起こらない。
また、次のような例もある。
これは、ボールの運動のエネルギーが摩擦によって熱に変化したからである。
しかし、止まっているボールが自然と周りから熱を吸収して動き出すことはない。
似ている事柄としては、次のようなことがある。
あなたは部屋を持っているとしよう。
この本は再三、進化とはありあわせで行き当たりばったりだ、
ということが書いてあって面白い。
また小飼弾の本でもそういう話題が出てくる。
弾:じゃあ,ハードでもソフトでもないものは? ウェットウェア,つまり生物です。
DHH:それこそ,インクリメンタルな開発の最高の成功例。進化の世界にロードマップってないよね。
弾:確かに,進化ってありあわせのものを使うよね。
DHH:そう。生物はConfiguration(設定)をいじりまくるのではなく,Convention(規約)をそのまま援用している。いろいろ設定を変えてうまくいくものだけ拾い出すより,きちんと動く設定を少しずつ変えるほうがうまくいくんだ。