人生をとても退屈だと感じていた。働いて納税して、家に帰って寝てまた出社する。仕事そのものがルーティンに感じてしまい、何に対しても無気力だった。
ハイブランドは知っての通り値段がべらぼうに高いうえに、買うには相当の稼ぎが必要なのは言うまでもない。
しかしハイブランドを買うにあたって「どうやったら、これをローリスクで買えるようになるか」という戦略を考えるのが楽しい。一種のゲームのように感じる。
おそらくハイブランドを買う層のほとんどは品質は大前提として「そのブランドの歴史に対する価値」であったり「アフターフォロー」、「いざという時の換金性」など様々な側面があるのだろう。
自分がハイブランドを買う理由にもそういった理由はありつつも、ゲーム性の比重のほうが大きい。
例えばRPGでゲーム内通過が足りず一つグレードが上の装備が買えずもどかしい、買うためにはどうしたらいいかを考える感覚に近い。
戦略が功を奏して装備が買えると、次また強い装備が目標となって買うための戦略をたてて…と、このサイクルが続くわけである。
ハイブランドは自分にとって、稼ぎの目標を定められる生きがいであって人生という退屈なゲームを楽しむためのコンテンツなのだ。
はいぶらんとせいひんのぶらんどかちかかくをかんがえるとたのしいのだ