2023-10-31

無宗教歴史について俺たちは習ってなさすぎる!

宗教が全部悪い!宗教全部滅べ!」

こういう言説をあちこちで見かけるようになった。

それに対してのカウンターめっちゃ見る。

でもそもそも宗教と完全に切り離された状態って人類存在したのだろうか?

サピエンス全史の暴論を鵜呑みにするのならば「そもそも宗教がなければ人類は知性を獲得していない」という前提が成り立つ。

だが世界歴史の中には宗教と無縁のままに知性を獲得した民族がいるのではないだろうか?

または、宗教を完全に締め出すことに成功した国家は一度も存在しないのだろうか?

学校の授業ではこの辺を全く習ってない。

特定宗教が強い国家が、他の宗教弾圧するという、ヤクザ縄張り争いみたいな話は山程聞かされたが、そもそも何の宗教存在しない状態については聞いたことがない。

古代文明の話においても土着の信仰についての話題が付きまとってきた。

宗教と完全に無縁な状態人類とはどういう状態になるのだろうか?

コミュニティの全員が完全に宗教を切り捨ててた状態存在したのだろうか?

死者を弔うことはあってもそこに冥界を信じる心は持たず、魂の実在も信じることがないコミュニティが成立した時代はあったのか?

学校で習った範囲しか世界史を知らない俺は全くそういうのが思いつかない。

俺が習った範囲においては、人類は常に何らかの信仰スピリチュアル認識と共に生きてきている。

いや……だが……我々が現代科学という信仰を手にしたことでかつて科学と信じていたもの非科学的と切り捨て、それに宗教性を見出しているだけなのか?

じゃあ……幽霊存在を信じるまではセーフだけど、神様がいてお祈りや捧げ物をするとボーナスタイム突入するって考え方が存在しないコミュニティぐらいの感じで……。

これでもなさそうだね。

神の存在科学として認識してそうな気がするんだよな……まともに実験とかやってなかった頃の人類……神がこの世界プログラミングたからこの世界はこういう法則で動いてるんだぜ?もしも誰もこの世界を作ってないんだったら再現性担保されるような法則性が存在するはずがないじゃんだって世界カオスなはずなんだもの!みたいな感じで無から神がボンボコ湧いてきてしまう気しかしねえ……

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