2023-07-25

愛内里菜裁判和解じゃなくて最後まで行ってほしかった

めっちゃ簡単に言うと

 

愛内里菜事務所契約条項芸名使用権事務所帰属するという内容が含まれていたが

愛内里菜事務所退所後も愛内里菜使用し続けており、それに対して事務所側が無断使用である訴訟を起こした

 

という裁判

 

地裁

契約終了後も無期限に使用許諾の権限事務所に認めている部分について

社会的相当性を欠き、公序良俗に反するもの無効

として、請求棄却した。

 

契約書に、芸名契約終了後の使用に関する条項が明記されているにもかかわらず、

その効力を否定したというのは、かなり珍しく画期的判決だった。

事務所側は不服として控訴したんだけども。

ただ、これは判決が出る前に「専属契約は終了しており、今後も芸名使っていいよ」って感じで

両者が和解して決着した。

まぁ最高裁で「絶対ダメダメでーす。契約終了後の使用権認めませーん」って出ちゃったら

他の芸能事務所からボコボコに叩かれるだろうから、いい引き際ではあるんだろうけどさ。

 

一応地裁判決として「契約終了後も無期限に芸名使用権を認めることはない」って判例は残ったけど

できればもうちょっと上の方の判例も欲しかったなって感じ。

これがちゃんと通ってればのん能年玲奈を取り戻せる可能性が高くなる。

今更、それを望んでいるかはよくわからんけど。

 

また、今ではVtuberという声以外のすべての権利事務所が掌握しており、

契約終了後はすべてを剥ぎ取られるのが通例となっている業界勢力を増してきている。

今回の芸名使用権永久事務所にあるのかないのか裁判がきっちり決着してれば、

こちらの権力勾配ももう少し変わったのかなという気がしないでもない。

  • だから権利を自分で買い取りするか移籍先に買い取ってもらうしかなくなるんよね

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