特にヤバいと思ったのは、このツイートをまとめたTogetterのブコメ。
バ先でおじさん(店長)が「なぁぜなぁぜ」って言ったら10代の子が「いや、いまさら感ヤバ」って笑っててこれ思い出してしまった
そもそも「なぁぜなぁぜ」の本家と最初のフォロワーは、キャバ嬢のTiktok営業アカウントで、それに群がったのは若者ではなく「おじさん」。このフォーマットがTiktokを使ってるおじさんに受けるということがわかって、それ以外の人も真似したというのがこの流行の流れ。
Tiktokをやっているおじさんに受けているコンテンツがTiktokをやっていないおじさんに見つかっただけで、「なぁぜなぁぜ」はおじさん文化内でのループ。若者発信と思うのは完全に筋違い。そもそも若者は、キャバ嬢とおじさんたちがキャッキャしてるのを冷めた目で見ていたと思う。
もっと背景を掘り下げるとTiktok内でのキャバ嬢営業の流行、おじさん向けの微エロコンテンツの席巻、キャバクラおじさんの大量流入などがあり、Tiktokがもはや若者・素人のメディアではなくなっていて、Tiktok=若者・素人というのは完全に過去のものになってるということもあるけど、そこまでわかってなくても元ネタとそれに群がってる人見れば、「『流行が終わった合図』は『おじさん』が参入したら」みたいにはならないでしょ。
起こってることを見ずに、自分が知っていることに当てはめてわかったふりをして、実際には「おじさん」にもなれない人たちの共同幻想がやり取りされるのがブコメ。
そもそも「若者文化」ってもはや幻想だと思うな ただでさえ少子化で少ないうえに未成年は現実では学校に押し込められネットではどこでもおっさんおばさんとそれをターゲットにした...