2023-05-14

「驚き屋」という言葉流行るのって「山師」という言葉死語になったからだよなあ

https://trends.google.co.jp/trends/explore?date=all&geo=JP&q=%E5%B1%B1%E5%B8%AB&hl=ja

Googleトレンドで調べてみると概ねそれはあってそうだ。

そもそも山師」で検索されている数自体が滅茶苦茶少ないのだが、減少傾向は明白だ。

2010年までは月平均50回ほど検索されていたのだが、ここ数年は月平均10回にまで落ちている。

山師」という概念世間から忘れられつつある。

そもそも山師というものバブル時代に大暴れした人種であり、バブル崩壊とともに大幅にその数を減らしたのだろう。

山師と驚き屋の間にある決定的な違いは「元手」である

驚き屋は話題情報に飛びついてコタツの中から驚いていればいいだけなので元手は0である

山師の中にも自分の元手は0のまま人を騙して全部のリスク押し付ける輩はいたが、それをやるためには足を使ってスポンサーを探す必要があった。

驚き屋は社会的信用マイナス闇金ブラックリスト入りして更には引きこもりで対人恐怖症の人間であっても始められる。

圧倒的にリーズナブルでノーコストノーリスクお仕事だ。

もちろんそれで得られるリターンはそれだけ小さくなる。

バンザメとしてのスケールが全く違う。

山師はコバンザメどころか自分こそが流行の発生源になることさえある。

インフルエンサーなんかもそうなのだが、最近の「流行生み出し屋」は結局他人の褌を借りているばかりで、自分で褌を発注したり興業を起こしたりすることがめっきり減った。

なんというか、みみっちい詐欺師が増えたなあとゲンナリするもの

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