発達障害って学習障害とかも含めた極めて広範的な意味合いでの発達に対しての障害を意味していて、余りにも意味が広いんだよな。
たとえば「服」って言葉の中に「下着」「スーツ」「ジーパン」といったより細かい分類があるわけで、その中で「下着」だけは特別扱いして「下着」って呼ぶのに、ソレ以外の「スーツ」「ジーパン」「ジャンバー」「パジャマ」を全部「服」って言葉でまとめていつも表現してたらちょっとおかしいと思うんだよ。
まあつまり「学習障害」だけは特別扱いするのに、他は全部「発達障害」っていう一番大きな括りを使うのかよっていう。
というか発達障害で言う発達って本当に全てを含んでいて、それは「肉体的機能以外のあらゆる人間的な発達(ただし脳機能の発達は例外的に含める)」っていう感じなんだよな。
そんなクソデカイ概念をいきなり投げあっていても一向に話が進まないと思うんだよ。
「面接にはスーツで来てください」「プールに入る時は水着だけを着てください」と表現するところを「服を着てください」じゃもう滅茶苦茶だし最悪パンイチで面接に現れても「え?「服」着てますよ?」って言われてもまあ伝え方が悪かったなになるじゃん。
デカすぎる主語って伝え方として非常によろしくないと思うんだよ。
「発達障害」ってつまりは「精神的な面での生まれつきのアレ」ぐらいの粒度しかないからどうやってもフワフワと漠然とした話にしかならない。
まずはその実態を探ろうって意味で「なんか生まれつき駄目っぽいっすね」で話すならまだしも、具体的な対策とかを考えようとするときまでその状態じゃアカンだろ。