しかし、補給の問題などでロシアが苦労しているという分析(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB163DX0W2A910C2000000/)から考えてもロシアは負けつつある。
ロシア側から見れば無尽蔵と言うべき補給がウクライナが得られるのに対して、
ロシアは消耗する武器弾薬を自力調達し続けなければならないからだ。
もしも武器弾薬の補充に明らかな空白ができるようなことがあれば、
プーチン大統領の意思の如何に関わらず、ロシアは撤退をせざるをえない。
中国やインドなど、欧米以外の国からウクライナ問題に関する懸念が伝えられるなかプーチン氏がどのような対応を取るのか?
粘り強く地道に戦争を続ければ東部地域を占領できるという縮小した目標すら達成が困難であることは明白になりつつある。
このまま戦争を続ければ、弱体化したロシア軍はさらなる大敗北を喫する可能性が高い。
そうなれば早期の和平提案を懇願しなければならないのプーチン氏の方からということになるだろう。
デモンストレーションを目的とした戦術的な使用目的ではなく、重要都市への戦略的な使用も絶対に有り得ないとはいえないのではないか?