2022-02-10

anond:20220210170320

世界中のだれもが毎日口にしているもの、それは「空気」です。「空気」のように味がないものはだれもが飽きることはありません。同じように、料理も味をつけなければつけないだけ世界中の人が食べられます。そして、味付けが少ない料理食文化として持っているのがイタリア料理です。イタリア料理には、味付けを極力控えて、素材の味をそのまま食べるという考え方が根底にあります。いい素材を選び、素材本来の味わいを活かした料理サイゼリヤではイタリア料理精神に沿って素材を活かし、シンプル調理毎日でも飽きずに食べられる料理を「おいしい料理」と考えています

世の中には様々な「おいしさ」が存在します。トリュフフォアグラ霜降り和牛ステーキなどの“ご馳走”から、季節ごとに愉しめる魚料理、濃厚なスープラーメンに至るまで和食中華フレンチ韓国多国籍料理世界中料理日本にいながら愉しめます外食業はこれらの「おいしさ」をそれぞれの得意分野で提供していますサイゼリヤは皆さまの身近に多数店舗を構えるレストランとして、一度きりの「おいしさ」ではなく、毎日たべられるおいしさ」を提供したいと考えています。味付けの少なさに加え、油の使用を極力控える(店舗フライヤーは置いていません)など、食べた後で胃に持たれない、体にいい健康的な毎日の食の提供を目指しています

イタリア料理では料理ベースに「オリーブオイル」が一貫して使われており、どの料理を食べても味付けのベースが同じです。これにより、どんな料理をどのように組み合わせて食べても違和感がなく、統一感があり、おいしさが倍増していきます。そしてすべての料理ワインあいます。苦味と酸味を持つ新鮮なワイン料理を引き立てて、愉しい会話を弾ませますイタリアで長い年月をかけて築かれた食文化において、前菜デザート食前酒~食後酒に至るまで料理飲み物はすべて用途別に洗練されています。それらを食事のシーンやお腹のすき具合、体調などにあわせて選んで組合せていく、つまり“コーディネーション”をすることで「おいしさ」は2倍、3倍と膨らむのです。サイゼリヤでは、一品一品料理サイズを「多すぎず少なすぎず」の量に設定し、お客様が一人の時も大人数の時も料理を“コーディネーション”して倍増する「おいしさ」を愉しんで欲しいと考えています

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