2021-03-21

考えてみれば、庵野氏はそのままの姿でウルトラマンを一度演じてるわけだけど、

あれって初めて観たときは流石に大爆笑したけど、どこまで真面目に考えてたのかなあと思ったり

そもそも、あれって誰の案なんだろう

あそこでちゃんとしたウルトラマンコスプレをしていれば、

基本的に紙とかで精巧に作った市街地飛行機基地内のセットがすごいウルトラマンで終わったんだろうけど、

無理に奥が深い、意図的演出だった、と考えるならば、

あれって「虚構否定」だよね

だってウルトラマンではなく、メガネをかけた天然パーマのおっさ…、

…じゃなかった、巨大なお兄さんが登場した時点で、視聴者は我に返らされるわけだよ、強制的

これは虚構なんだ、って

シンエヴァ観に行かないけど、あそこでウルトラマンコスプレをしない、

巨大な?生身の人間が登場することは、完全に作品自体根本から「ぶち壊す」行為なわけだけど、

逆にあれをやらなかったら、あの作品伝説?にならなかったと思うんだよね

まり学生なのによくできた作品でした、で終わってたかもしれない

そう考えると、「八岐之大蛇の逆襲」もよくできているわけだけど、

物語の中心人物であるはずのあの女子大生とか、パペットマペットを思い出すカエル🐸の宇宙人たちとか、

そういうキーワードで語るにはパンチが弱くて、

それに比べて、自主制作帰りマンは、巨大化した庵野が…、というだけで通じるという、

あと、爆発の火力で髪の毛とか顔に火傷したんだったか

話を戻すと、あの帰りマンの時点で、

視聴者虚構から現実に引き戻すようなことを考えてたかどうかは知らんけど、

そう考えると不思議な縁があるものだなあ、と思ったりしたのでした

島本和彦的に解釈するなら、俺がサンタ🎅だ!と同じ理屈で、

「なぁにぃ?ウルトラマンなんて現実にいるわけないだろ、だとぉ?だったら、おまえがウルトラマンになれっ!!」

なんだろうけど、まあ、そういう熱い暑い解釈もできるわけだけど、

虚構現実に引き戻す破壊力というか、皮肉というか、シニカルな感じはあったのだよなあ、

と朝からくだらないことを考えてみるのでした

というか、働きマンウルトラマンなんだよなあ

  • 追記) なんかはてブされてたから追記してみたり… あと、マクロスのゼントラーディとかも巨人なんだよなあ 庵野氏は巨神兵といいマクロスの異星人といい、なんかよく分からんが「...

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