2020-12-18

日見た夢が僕の理想インターネットだったのかも知れない

その日はかなり無理をして、持ち帰り残業が終わったのは午前三時だった。

そもそもは、職場カラープリンターのトナー切れで、庶務の入社三年目の人に聞いたらトナーの補充を忘れていたとのこと。責める気になれず、でも明日研修会の資料印刷しないといけないわけで、こっそり印刷用紙1000枚ほどを持ち帰って、自分ちのプリンターでひたすら印刷していたのだった。

途中の印刷の掠れや内部のお掃除トラブルもなんとかなって、無事に終了し、一安心

ベッドに入って、暗い中スマホで「百合星人が攻めてきて『地球一のアニメを教えろ』と言われたら、どの百合アニメを出すか」みたいなスレのまとめを見て、「フフフ」と笑っているうちに、すっと寝入った。

夢では、どこかのホテルの一室で休んでいて、窓の外から人が集まっている気配がする。

その気配につられて出ていくと、屋外に一斉に並んだ机とその上に飾られた展示品の数々。コミケみたいだったけど、本を売っているのではなくて、それぞれの研究内容を発表するものみたいだった。

研究内容がどんなだったかは、あまりはっきりとは覚えていない。

どこか遠い国で遠い時代に起きた出来事についての解説や、遠い国の民族独自風習言語についての紹介とか、そんなだった気がする。

僕はそれを読むと気分が暗く沈んでいたことを忘れることができて、その展示品の後ろにいた作成者っぽい人に、ちょっと気の利いた感想を言ったら、その人は(…おっ、こいつ。小癪な)みたいな顔をして色々と教えてくれた。

そういうことをあちこちの展示でやっていると、ちょっと元気が出てきたので、もう一度ホテルに戻って休むことにした。

ホテルで一寝入りすると、展示が入れ替わったようで、また見に行くことにした。

同じように、また、聞いたこともないようなお菓子の話や、伝説上の人物の虚実、嘘か本当かわからない遺跡の出土品などについて、質問をし、話を聞いた。

すると、だいぶ持ち直すことができたので、「そろそろ行かなきゃ」と思った。

「行く?どこに?」と思ったところで目が覚めて、出勤の時間が迫っていた。

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