2018-06-27

警察自転車防犯登録確認

帰宅途中、交番の前の信号警官に呼び止められる。自転車登録確認をしたい、とのことで、特に急ぐ必要もないから応じた。今は防犯なんとか期間らしい。警察も大変である

善良な一市民として警察のこうした活動にはなるべく協力することにしている。今までの経験からしてすぐに終わるはずだ。しかし、信号が二、三回変わってもなかなか確認が始まらない。警官は2人いて、一人はしきりにトランシーバーを聞き、もう一人は後ろに立っている。トランシーバーから自転車登録番号らしき記号が聞こえてくる。恐らく別なところの確認がつかえているのだろう。とうとうしびれを切らして、また少し好奇心もあって、「こんなに時間がかかるようならもう行きます」と告げて歩き出してみた。当然警官は引き留めようとしてくる。私は「任意ですよね?」と言って再び進もうとするが、一人は「いや任意ですけど…」と説得を試み、もう一人は前に立ちふさがってきたのでやむなく停止した。気付けば2人体制だったのが3人に増えている。どうしても防犯登録確認をしたいらしく、「すみません、端末ですぐ確認できますから」とポケットからスマートフォンを取り出す。「すぐできるなら最初からそれでやってよ」と愚痴ると、「あれ(トランシーバー)のほうが正確なので……」と言い訳をする。警官スマートフォンを覗き込むと、安っぽいUIをしたアプリに番号を入力している。こうしてようやく防犯登録確認が終わった。

一旦拒否して歩き出したところを数人がかりで止められたことに全く不満がないわけでもないが、これは仕方がないことだと思っている。この程度の引き留めなら適法であることは知っているし、仮にこの程度のものも許されないなら警察もやっていけないだろう。ただ、確認方法は腑に落ちない。この時代にもなっていちいちトランシーバー確認しているのはどうなのか。トランシーバーのほうが正確、という警官の弁明もとても信じられたものではない。本当だとしてもその手法に頼り続けるのはシステム整備の怠慢と言わざるを得ない。こういうところで市民の信頼を失っていると思うのだが……。

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