クズが生きるということは難しい。
なぜならこの社会では「努力は誰でも出来る」ということになっているからだ。そんなの当たり前だと思ったあなた、ぼくは本当にあなたが羨ましい。この世にはどうあがいても努力が出来ないという人種が存在するのだ。
自分語りになってしまうがぼくは現在高校3年生、所謂受験生である。しかし、この時期になっても全く受験勉強をせずにいる。勉強しなくてはいけないことは当然頭では分かっている。だが身体が動かないのだ。
あなたはそれはぼくの甘えだというかもしれない。みんなそれを乗り越えてきたんだと言うかもしれない。だが、ぼくもあなたもウサイン・ボルトほど速く走れないし望月教授のようにABC予想を証明することも出来ない。どうして努力だけが全人類共通に備わった能力だとみなされるのか。ぼくはそれが不思議でならない。努力を「しない」のではなく「出来ない」のだ。
もちろん誰かに救済してもらおうだとか努力しなくてもいいようにしろとかそういった意図でこの記事を書いたわけではない。ただ、努力出来ることを前提とした言説が溢れ、努力「出来ない」という悩みを持つことさえも許されていないかのような風潮を目にするたび深い絶望に襲われる。この言い様のない苦しみを共有出来る人がいるかもしれないという一縷の望みにかけて駄文を書きなぐった次第である。
クズが生きるということは難しい。
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