2017-06-02

副流煙への嫌悪感後天的学習してるのではないだろうか

人生喫煙者だったことはないが子供の頃から父の副流煙は吸ってた

体に悪い!って母は父に怒って追い払ってたのでそう言われるとそうなのかなと思ったが

煙草の煙の匂い自体には何も感じたことがなかった

高校ぐらいになって友達と附属大学学食へ行く時に

「あそこ行くと煙草匂いがついて臭いんだよなー」と言うはなしを聞いて

世の中にはそんな概念もあるのか!と驚いたほどだ


それで時は流れ更に20年後

今では副流煙歩き煙草も遭遇するとイラッと怒りを覚えるようになった

だが思い返せば、子供の頃には間違いなくなにも感じてなかった

同じものについて昔はなんにも感じてなかったのに、

今遭遇すると何か権利侵害されたような気分になり、相手がすごく甘えた奴のように思えて腹が立つの

なんか煙の匂い臭いと思うようになった


体への害の問題はともかく

この心理的な変化(怒りの発生)は後天的に身に付けてしまったもの

元は怒ってなかったものに怒るようになり、憎まないですんでたものを憎むようになった

生理的な反応まで変化して、堪えられないものが出来た


副流煙が体に悪いなら避けましょう、という理性の判断まではよいはずだが

この嫌悪や拒絶や憎しみは必要のなかったもの

煙草の煙に何も感じない子だった自分大人になる過程で煙への憎しみを身に着けた

これってたとえば、子供人種差別的な認識を注入するのと同じ仮定を経たと思う


世の中にはこうやって

理性によるシンプル回避から逸脱して

嫌悪憎悪刷り込みになっている価値観と言うのがかなりあるような気がする

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