2017-04-11

文系出身社長へ、お金じゃエンジニアの心は動かんよ

文系出身社長ちょっと体育会系が入っている。

仕様や、急な要求などで社内のエンジニア雰囲気が悪くなると、エンジニアを集めてお金の話をする。

このプロジェクトをやり遂げたら、◯◯万円単位効果があって〜クライアントも増えて〜とどのつまり君たちの給料ボーナスも◯◯万円になるんだよ?

今は確かにちょっとつらいけど、その先のことを見据えて考えれば、今やってることも給料ボーナスに直結すると思えばやる気になるだろぅ?

心の中では全員(は?)って思いながらも、意見することは許されないので、

はい!やり通したいです!」と口をそろえて言う。

みんな表面(社長の前)ではモチベーションある風を装ってるが、着々と転職の準備をしている。

社長はそんなことは露知らず。

お金じゃエンジニアの心は動かんのよ。

ちゃんと言うなら、単発的なお金じゃエンジニアの心は動かない。

欲しいのは、お金じゃなくて、お金を稼ぐ能力なんですよ。

年1000万以上払えるってんなら別だが、たかだか数十万から200万程度の+α報酬エンジニアを引き止めるってのは難しい。

お金別にいらない。ほしい技術書デバイスを買うくらいあればいいから、

エンジニアとして成長できる環境と、エンジニア投資を惜しまない風潮を作らんとダメだね。

社外で周りのエンジニアの話を聞いてると、みんな辞めたがっている。

そしてそういう会社は往々にして、エンジニアとしての環境が悪いのと、エンジニア投資する風潮がない。

大体そういう会社は、最近採用に苦戦しているって聞く。

多分、エンジニアとしていい環境を作っている会社がどっかでエンジニアをせしめているんだと思う。

このままだと、これから数年間で、エンジニアを大切にしない会社採用はかなり難しくなってくると思う。

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