2017-03-29

学生時代親友

ほどよく酔っているので、書いてみたい。


私には20代の時に大親友がいた。

お互い苦学生で昼間仕事をして学費を稼ぎ、夜間等の学校に通っていたのだ。

ハード肉体労働という仕事勉強と大変な生活だったがなぜか明るく過ごしていた。

親友とは職場で知りあい、合間をぬってよく居酒屋に行き、

職場人間関係について、仕事についてのどうでもいい話、

将来の夢など、非常に楽しく飲んでいた。

そいつは私の最大の親友だった。


彼はその後、営業系の企業就職し、私は学業を続けていた。

その時も時間が合えばよく飲みに行って彼の仕事上での苦労や、起業について、将来について楽しく語り合っていた。



彼は、営業系の仕事でかなり結果を出していたが、その後もとの学生時代肉体労働系の仕事に戻った。

それは彼の決断で良かったのだろう。



その数年後、私は起業した。

起業すると私の人間関係出会う人が劇的に変わった。

自分より遙かに優秀な人、コミュニケーション能力に長けた人、特定の強みのある人に出会えるようになった。

その感動を背景に、その親友にぽろりと言ってしまった。

いつまでもその仕事をしていないで、転職起業した方が良いよと。

起業したら本当に素晴らしい能力のある人に出会えたよと。


彼には彼の考えがあったのだろう。

大きなお世話だったろう。

だが、親友からあえていったのだ。


その日をさかいに彼との連絡が激変していってしまった。

連絡をしてもほとんど反応がなくなってしまった。


私は、大切なものを失ってしまった。


私の人間関係の繋がりは変わっていった。

苦学生の時には思いもしなかった能力の高い人との繋がり。


私は傲慢だったのだろうか。

親友とは今もとても薄い状態で繋がりがある。

いつか学生時代のように楽しく語り合い飲める日がくるだろうか。

  • 傲慢だったと気付けていて、相手とまた仲良くしたいと本気で思っているなら、 実は以前にこういうことを言ったのは傲慢だった、 そのことを今さらながらに謝りたい、と告げてみては...

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