高校2年で耐え切れなくなって退学し、通信制高校に移って卒業資格は取ったけど、その後は働くのも進学するのも嫌で、数年ニート。
心配した知人が紹介してくれた仕事に転がり込んで、数年働いて、ようやく気持ちが前向きになった20代半ばになって、社会人入試で大学進学。
遅いキャンパスライフを十分に楽しんで、改めて就職できて今に至る。
逃げてる間だって辛くない訳じゃないけれど、それでも逃げたことを後悔はしていない。
あと、この世の中には、逃げた人を助けてくれる人や助けてくれる制度・組織が、知らないだけでいっぱいある。
通信制高校で卒業資格を取るのは、普通科よりもはるかに簡単だった(裏ワザと言ってもいいくらい)し、社会人入試も受験生には申し訳ないくらい楽勝(ほとんど試験勉強などしていない)だった。
ちょっとだけプライドを曲げて身近な人にSOSを発信するだけで、意外と世界は簡単に一変することがある。
自分が弱音を吐くことで、迷惑を掛けることになるかもしれないと躊躇する気持ちはよく分かるけれど、この際、多少のワガママには目を瞑ってもらおう。
世の中、大抵の人は、本気で困っている人に泣きつかれれば、まんざらでもない感じでそれなりに助けてくれるものだ。
社会不適合者がコネで就職しただけなのになんでそんな偉そうなの?