2016-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20160717194147

資本論大月書店版)第2巻68頁

資本家にとって自明なことは、労働者は彼の1生活日の全体をつうじて労働力以外のなにものでもないということ、したがってまた、彼の処分しうる時間はすべて自然的にも法的にも労働時間であり、したがって資本自己増殖のためのものだということである

人間教養のための、精神的発達のための、社会的機能遂行のための、社交のための、肉体的および精神生命力自由な営みのための時間などは、日曜の安息時間でさえも──そしてたとえ安息日厳守の国においてであろうと──ただふざけたことでしかない!

ところが、資本は、剰余労働を求めるその無際限な盲目的な衝動、その人狼的渇望をもって、労働日の精神的な最大限度だけではなく、純粋に肉体的な最大限度をも踏み越える。資本は、身体の成長のためや発達のためや健康維持のための時間横取りする。資本は、外気や日光を吸うために必要時間を取り上げる。資本は、食事時間をけずり、できればそれを生産過程のもの合併する。

記事への反応 -
  • この二つの間に何の関係があるんだか俺にはまったく理解できない 実際ブラックが蔓延している日本は景気がすごく悪いだろ 労働者をいじめても業績は上がらないんだよ でもブラック...

    • 資本論(大月書店版)第2巻68頁  資本家にとって自明なことは、労働者は彼の1生活日の全体をつうじて労働力以外のなにものでもないということ、したがってまた、彼の処分しうる時...

    • 資本論(大月書店版)第2巻77頁  個々の資本家が善人だろうが悪人だろうが、彼らは、競争によって他の競争者たちと同じ労働慣行に従事することを強制される。諸君の競争者が労働者...

    • 資本論は現在にも通ずる部分があるとはいえ 基本的にはカビの生えた古臭い理論なのでそんなに有り難がるものではないね

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